はじめに
こんにちは。今回の記事では大戸屋ホールディングス(2705)の株主優待に関する紹介と使用感を記載していきます。
加えて直近の決算状況も少し記載し、最後に配当・優待利回りについて書いています。参考にしてもらえると嬉しいです。
株主優待の内容
まずは株主優待の内容ですが、100株以上の保有で半年に一度、店舗で使用できる優待ポイントが4,000円分(年間8,000円分)もらえます!
保有株式数によってこのポイントは増額されます。以下の表の通りです。
ポイントを使用することができる店舗は以下の37店舗です。大戸屋はコロワイドグループの傘下なので、コロワイドの関連店舗で使用できます。
- 甘太郎
- いろはにほへと
- 北海道
- やきとりセンター
- ラパウザ
- 三間堂
- 贔屓屋(奈良本店(FC)を除く)
- ウルフギャング・パック
- ほのぼの横丁
- カラオケ デイ・トリッパー
- 3・6・5酒場
- フレンチーナ
- NIJYU-MARU
- KITEKI
- 焼肉丼 やきはち
- M.M MARKET&CAFÉ
- トンテキ とん八
- ステーキ宮
- にぎりの徳兵衛
- 寧々家
- カルビ大将
- 時遊館
- 味のがんこ炎&がんこ亭
- かつ時
- 海へ
- 和処ダイニング暖や
- 海鮮アトム
- 炭火焼処 鳥の蔵
- 和牛ステーキ 桜 那須高原店
- CANTINA
- なぎさ橋珈琲
- カフェ&ビヤレストラン 宮
- やきとん酒場ぎんぶた
- みなとみらい食堂
- レタしゃぶダイニングJr.
- かっぱ寿司
- 大戸屋ごはん処
このほか、優待の詳しい内容については大戸屋の株主優待のページを確認してみてください。
株主優待の使用感
次は実際の優待の使用感について書いていきます。
優待でもらえるポイントですが、優待カードに自動的にチャージされる仕組みになっています。
優待初取得の際に優待カードが送られてきて、以後はそのカードにポイントがチャージされます。
以下のようなカードです。
で、今回はこれを使って大戸屋の店舗に行ってばくだん丼を食べました。
ばくだん丼とは以下のような、まぐろや卵に納豆やオクラなどねばねば系の食材を入れて、混ぜて食べるものです。私はこれが好きでよく食べます~。
まぐろを増量したので、会計は990円でした。優待ポイントを使用して支払いをします。
レジで優待カードを出して、ポイントを使用する旨を伝えると、レジ横の端末で操作をするように言われます。もちろん、店員さんが操作方法を教えてくれます。
優待券がカードであるということについて、従来の紙の優待券と比べて、残額が分かりずらいという点もありますが、Webから残額の確認もできますし、会計時にレジの横に置いてある端末で残額照会も可能です。
支払いの際にポイントで払います、と言うと店員さんが端末の使い方を教えてくれるので、個人的にはカードの形態が不便だと思ったことはないですね。
(ただ、自分の後ろに会計の列ができているときは使用するのが若干恥ずかしい、というのはあるかもです)
直近の決算状況
さて、ばくだん丼でお腹がいっぱいになったところで、決算状況を見てみましょう。
直近の第1四半期連結会計期間(2021/6/30)の貸借対照表は以下です。
流動負債が目立ちますね。自己資本比率は20%程度です。
次に損益計算書(期間は2020/4/1~2021/3/31)です。
営業利益はマイナスとなっています。やはりコロナ禍での外食産業は厳しいですね。
なんとか持ちこたえて欲しいです。
最後にキャッシュ・フロー計算書です。
前述の通り、コロナの影響で営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスになっています。
財務活動によるキャッシュ・フローが大きくプラスになっていますが、これは内訳を見ると、短期借入れによる収入と株式の発行による収入によるものです。
調達した資金で新たな施策を打ち、利益をプラスにしていけるか注目ですね。
配当・優待利回り
最後に配当・優待利回りについてです。
まず配当金ですが、大戸屋ホールディングスは2021/3月期は配当を出していません。
したがって、上記が今年も続くとすると、配当利回りは0%です。
次に優待ですが、改めて内容を記載すると、100株保有で年間8,000円分のポイントがもらえます。
本記事執筆時点での大戸屋ホールディングスの株価は2,855円なので、
配当利回りは約2.8%です。
配当利回りは0%だとしているので、最終的に配当と優待を合わせた利回りは 約2.8%ですね。
低い数字ではないと思いますが、現在は決算状況に多少不安があるため、買いは微妙なところかと思います・・・。
少し様子見ても良いかもしれませんね。
今回は以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。